オーパーツ・・・・?2


中に入ると、後ろ手に括られて捕まっているクロロと左右に男が二人いた。

念能力者が4人か・・・・

前まで来るとリーダーらしき人物が話し出した。

 

「炎水晶は持ってきたか?」

「それが・・・・」

「捕まってるその人が持ってると思うんですけど・・・・」

「「「「何ッ?!」」」」

全員がクロロの方を向く。

「・・・・・・持ってないとは一言も言っていないけど?」

「貴様、『オレの仲間に電話して来させればいい』って言ったじゃねぇかッ?!」

「来たから在り処が分かっただろう?」

「「「「ヘリクツ言うんじゃねーッッ!!」」」」

おぉ、ツッコミ上手いな。

 

「チッ、そいつを探れ」

「上着の右ポケットだ」

教えてるし。触られるのが嫌だったみたい。

つーか、捕まえたんだったら持ち物ぐらい調べろよ・・・

「あったぞ!!」

「よし!!これで全てが揃ったなッ!!他の三つも出せ」

「あぁ!!」

一人が具現化した小さな念の袋から色違いの石を取り出した。

コイツ等が持ってるの分かって、ワザと捕まったな・・・・

一人ずつ石を持ち、集まる。

すると石が淡く光りだした。

「おぉっ」「本物みたいだな」「あとは呪文か」

「じゃあ、言うぞ?」

場に緊張した空気が流れる。

介入しないのはきっと呪文を知りたいからなんだろうなぁ・・・・

 

 

「ほ、炎の化身、イフリーよ!!」

 

──────・・・・・・・・・・・・──────

 

反応がない。

「あ、あれ?」

「じゃ、じゃあ、氷の化身、シーバよ!!」

 

──────・・・・・・・・・・・・──────

 

「なぜだッ?!」

「雷の化身、ラムよ!!」

 

──────・・・・・・・・・・・・──────

 

「これもダメか・・・・」

「これだけでも!!地の化身、タイーンよ!!」

 

──────・・・・・・・・・・・・──────

 

「だ、ダメか・・・・」

「苦労して集めたのに・・・・」

 

 

膝を付いて打ちひしがれている誘拐犯達。

あまりにも悲壮感を漂わせている彼等に、シャルと顔を見合わせた後クロロを見ると、クロロが立ち上がり縄を解いた。

やっぱりフリかよ・・・・

 

「石は本物みたいだけど、呪文は違うのか・・・」

クロロの発言によって、やっと縄が解けていることに気が付いたらしい。

「なッ?!」「いつの間に!?」「どうやって縄を解いた?!」「お前等、念能力者かッ!?」

もうなんというか・・・・よく生きて来れたね?

呆れを通り越して憐れみまで覚える彼等に、蜘蛛の頭と足は無情にも威圧感をバリバリに出して脅す。

「その石を全て渡せば命だけは助けてあげてもいーよ?」

「よく考えて答えを出しなね?」

・・・・・選択肢、ないじゃん?

「わ、分かった・・・」「渡す・・・」「「(コクリ)」」

かわいそー。(棒読み)

 

 

 

石を奪った後、縛られてた縄で彼等をグルグル巻きにして柱に括りつけていた。

柱にまで括りつけたのは嫌がらせだね。

「でー、団長、コレどーすんの?」

石は未だ光っている。

「呪文が違うみたいだし・・・・」

・・・・・・あれってさぁ、呪文てゆーか、名前だよね・・・・?

イフリー、シーバ、ラム、タイーン・・・・・・すっご~く、似てるんですけど?

もし某最後の物語のヤツだったらさぁ、違うよね?

「ねークロロー」

「何、?」

「一度試してみてもいー?」

が?」「何か知ってるの?」

「ちょっと思うところがありまして・・・・」

気になるんだよね・・・

「いいよ、はい」

 

 

 

 

主人公はゲームもしていたらしい。