お正月1
寝苦さに目を開けてみると、いつものごとく見慣れない場所であり、服も変わっていた。 畳・・・・和室?んで、着てるのは・・・ 「・・・・・・・・・・・・・・」 ある意味見慣れているが着慣れてはいないモノ=着物(振袖)を身に纏っている。 確かに今日は一月一日であり、着物を着るのは間違っていない。
が、
それは日本であってハンター世界じゃないだろッ?! 誰だよ態々こんな恰好に着替えさせたヤツはッ!? 「起きたか」 目を半眼にさせながら声の方を向く。そこにはクロロが本を読んでいた。 「そーだよね、こんなコトするのはクロロかシャルしかいないよね」 「今回はパクも結構乗り気だったぞ?」 ・・・・・・パク。 「んで、なんで私がこんな恰好をしなきゃなんないの?」 「テレビでジャポン特集をやっていてな。それで色々知った」 「クロロ達が着てればいいじゃん」 「男が着るより女が着る方が華やかだろ?」 「いやいや、シャルとかクロロが女物を着てもきっと似合う「何か言ったか?」いいえ別に」 「パクも試しに着て見たらしいが丈も足らずあまりに合わなかったらしい」 あぁ、パク背高いもんね。ボン・キュ・ボンだし。確か寸胴の方が似合うんだよね・・・・ クロロが着物全体を眺めた後近くに寄ってきて髪を撫でる。 猫を撫でるように触ってくるのを放っておくと、両手で頬を持たれ上に向かされた。 「が着ると不思議な感じがするな・・・・・・
良く似合う」
「ッッ?!/////」
くそっ、不意を突かれたッ!!///
自分の顔が耳や首まで真っ赤になったであろうことがすぐに分かるぐらい顔が熱い。 咄嗟に顔を逸らそうとするが両手で押さえられている為動かせない。 「首まで真っ赤だな」 「う、五月蠅いッ!!///」 「だからその態度は誘っているようにしか見えないと、いつも言っているだろ?」 クスッと笑いながらもを引き寄せ、サッと身体を片手で押さえつけると抵抗する間もなく深い口付けを交わす。 「~~~~ッッ、んんッッ!!」 始めは抵抗を試みるも結局はクロロの技量に翻弄され、最終的にはされるがままになってしまう。 それが分かっているクロロも途中からは抑える力を弱め、がギブアップするまで存分に口内を味わい尽くす。 その為終わる頃には何時もが息切れ切れになるコトが多いのだが、今回はそうなる前に切り上げられた。 「んん、ふ・・・・・」 「まだ少し足りないが、あまり待たせると後が煩いからな。 それとも、
まだ足りないか?」
「ッ!!/// は、早く行くよッ!!」 「フッ、そうだな」
|