天災は忘れる前にやってくる14


集合場所には既に他のメンバーが待っていた。

パクが買った荷物を逃げた男達に振り分ける。シャルが荷物を渋々受け取りながらクロロに言った。

「団長、そろそろこの辺ヤバいかも。ハンタ―協会が出張ってきてる」

・・・ハンタ―協会ってあの、推定年齢しか分からない一応人類では最強だと思われてる食えない地獄耳の爺さんが会長を務める?

「なんで?」

「ココ最近この地域一帯で強盗及び大量殺人が相次いでるからね。住民から苦情が殺到して原因を捜査することになったらしいよ?」

それって・・・

「つまり、皆が盗賊業(仕事)をし過ぎたからだと?」

「ま、そういうことだな」

自業自得じゃん・・・

「こんな風に出歩いてていーの?」

「ま、顔は見られないようにしてるしね」

“死人に口無し”か・・・

蜘蛛(オレ達)を相手にするんだから結構強い奴が来るんじゃないかな?」

「楽しみね」

「最近弱ぇのしか相手にしてなかったからな」

・・・皆戦うの好きだよね。

「ココでやり合ったら騒ぎになんない?」

「元々移動するするつもりだった」

「今回の仮宿(アジト)もそろそろバレそうだったしね」

「・・・・?幻影旅団(クモ)がいるのがバレそうだったってこと?」

「いつもは廃墟とか人がいない所を探すけど今回は人が住める所だったし、話が急だったからさ。

適当に高級マンション物色して、その住人調べて、あとはフェイとフィンに・・・・」

・・あぁ、そーゆーこと・・・・・・

「引っ越した形跡もないのに住む人間が変わったら近所付き合いがなくても怪しむ」

「次の所は大丈夫だよ。怪しまれないように色々手回ししたから」

「そういうわけで移動する。各自適当に対処してから来い」

「きちんとの服は持って来て頂戴ね。破ったり汚したり、ましてや血なんか付けたら・・・

ただじゃおかないわよ?

パク・・・怖ぃ・・

 

「行け」

クロロの言葉と同時に皆が散らばり、自分も気がついたらクロロに抱えられていた。

「?!」

「既に何人かに囲まれていたからな。集めて皆殺しにしてもいいが、や買った服に血が付く可能性がある。そうなるとパクが煩い」

理由そこっ?!普通問題違わない?!

突っ込みたいけど言う余裕がない。

息ができる体制に抱え直されたので、しっかりクロロの服を掴んで意識を保つ。

 

五分ぐらい?移動した後、クロロは移動するのを止め、地面に下ろされる。どうやら人気がないところに来たらしい。

平衡感覚が危ういが気絶せずにいられたことにひとまずホッとする。

ふと走ってきた方向を見ると二人ほど近づいてくる。念能力者なのだろう、光を纏って見える。

、見たくなければ目を逸らし、聞きたくなければ耳を塞いでおけ。すぐ終わる」

クロロ・・・・・

「天下の幻影旅団が逃げの一手かと思ったぜ」

「呑気に買い物なんてしてるしね」

「しかも買ってるのはガキの服ときた!」

「キャハハ。旅団様が子どもの子守?!」

「ロリコンかよっ?!ガキ相手によくやるねー!!」

・・・・・コイツ等、ホントにプロハンター?すっごく頭悪そーなんですけど?

「ハズレか・・・どうやら当たりは他に行ったみたいだな」

「コイツ等プロハンターじゃないの?」

「失礼ね。私達はライセンスを持っているわ」

「シャルが言っていた協専ではないみたいだな。大方、協会が話を流したんだろう」

「へっ、強がっているのも今のうちだぜ」

「ヴェルーイ盗賊団を捕まえた賞金首(ブラックリスト)ハンターってゆーのは私達なんだから!!」

・・・ヴェルーイ盗賊団?

「誰?」

「知らん」

「なっ?!頭がB級賞金首の奴らだよ!!」「30人くらいいたんだぞ!!念能力者も何人かいたんだぞ!!」

そんなの威張られても・・・・クモは一人ずつがA級賞金首じゃなかったっけ?

よくそれでケンカ売ろうって気になったな・・・

「・・・・・話をするだけ無駄だな。さっさと来い」

「なんですって?!」「舐めやがってぇっ!!」

クロロの言葉に二人が怒り同時に向かって来る。

クロロは特に構えもせず立っている。

二人がクロロに攻撃を仕掛けようとした瞬間、

 

 

気づいたら、二人が少し離れた所に佇んでいた。

そして、二人がゆっくりと倒れて行く。

ドサッという音が聞こえた後、二人の光が消え見えなくなった。

「・・・・クロロ。殺した?」

「いや、俺じゃない。・・・・ソコにいる奴、出て来い」

 

 

 

 

賞金首(ブラックリスト)ハンターの二人、名前すら出ずに出番終了。
所詮ザコキャラですから。アホなザコキャラを出したかっただけです。空気読めない自信過剰で命知らずな。
それでもきっと、天空闘技場では200階クラスだったという設定。そこそこ強かったはずなんですよ?