天災は忘れる前にやってくる27


つ、着いた・・・・天空闘技場・・・・・

走って1日半って・・・・(休憩は含むけど・・・じゃなきゃ無理!)

くっそうフィンの野郎・・・・・・

 

後で覚えてろ・・・

 

──ビクッ──

「(なんか寒気が・・?パクに睨まれた時ほどじゃないが・・・)

よし、。エントリーしてこい」

・・・・・・着いたばかりなのに・・・・・

ほとんど休みなしで来たのに・・・・・・

かなり疲れたのに・・・・・・・

「わ、分かった。エントリーするのは明日からでいい・・・・」

チョロイね♪

「んじゃ、今日はこれから自由時間ってことで!!」

「あ、あぁ・・・」

「あ、フィン。“ボク”の名前、『』だから。間違えないでね?」

「なんでだ?名前変える必要あるのか?」

「変装してるんだから、名前も変えた方がいいかなって」

ホントは唯の気分だけど。

「あ、フィンクスも少し変装しよ!!」

「あ゛?」

「だってもしフィンの顔を知ってる人がいてクモだってバレたら面倒じゃん?

屈め屈め」

「ったく・・・・・うわっ?!何しやがる!!」

「んー髪を下ろしたらクロロみたいに若返るかなぁって・・・」

「団長は特殊なんだよ!!」

「でも雰囲気少し変わるからそれでいよう♪ついでにこの眼鏡も掛けて?」

コンタクトと一緒に買った伊達眼鏡をフィンに掛ける。

「・・・おぉ?!そこそこ似合う・・・」

「ソレ、褒めてねぇだろ・・・・・」

「カッコいいよ!(眉毛が合ったらもっとイイのに・・・髪で分からないだけマシか)」

「そ、そうか?///」

「ところで、泊まる所どーするの?」

「ん?あぁ、・・じゃなかったが100階上がるまでは近くのホテルだろうな」

「へぇ?野宿とか言い出すかと思ってた」

「お前は女だろうが。

(それに、パクから「に野宿させたら・・・どうなるか分かってるわよね?」って言われたからな・・・)」

「お金は?」

「んなもん盗ればいーじゃねーか」

そうでした・・・・

「んじゃ、ホテルの手続きよろしく♪

オレ、休憩がてら闘技場の中覗いてくる!」

「・・・はぁ。あんまウロチョロすんじゃねぇぞ!」

「は~い!!」

いるとしたら160~190階ぐらいかな?

 

 

 

──180階──

今日行われる試合の日程表にお目当ての名前を見つけた。

あっ・・・た・・・///

マジでいた~!!

時間軸的にいるかどうか微妙だったけど!

ちょっと(かなり)希望的観測かなぁ・・?って思ってたけど!!

来て、よかった~♪

おっし、まだ間に合うな?

 

 

「──P&KO制、始め!」

 

生キ・ル・ア~ちびキルア~ねこキルア~♪

ちっちゃ~い!髪長~い!!カワイ~!!!

髪の毛、触りたい、掻き混ぜたい、抱きつきたい!!(危険)

『おぉーっとキルア選手、蹴りが顔面にヒット!ポイントを取られたー!!』

あぁッ?!キルアの綺麗で可愛くて将来有望な顔がッ!!

・・・あの髭ゴリラ・・・・もしボクと試合で当たった時は、

覚悟しやがれ・・・

 

「(ビクッ?!)」

 

 

「10-4、キルア選手!!」

『キルア選手の勝利です!!』

ヨシッ!!

あ~見れて良かった!!

さて、キルアに賭けた券、換金してこよ~♪(実は賭けてた)

 

 

さてさて、適度にお金も手に入ったし、フィンに連絡とってホテルに帰るか。

「ねぇ、君」

でもすぐ帰ったら修業させられるかな・・・?

 

「・・・お前だっつてんだよ!!」

「ぅわッ?!」

き、キルア?!

 

「お前さっきオレの試合見てなかった?」

あ、はい。眼福してました。・・・とは言えないよな。

「あぁ。小さいのにかなりやるって評判の奴がいるってゆーから見てみたくって」

「ふーん?ま、いいや。ねぇ、これからヒマ?ココには年の近い奴いなくってさ」

確かにムサいおっさんしかいねぇもんな・・・

「ボクでよければ?」

「んじゃ、オレの部屋行こうぜ」

「あぁ」

ラッキー!キルアに声掛けられただけでなく、誘われちゃった♪

 

 

キルアの部屋に行く途中、お菓子を大量に買い込み(もちろんチョコロボ君も)部屋でお菓子パーティーが始まった。

「そーいや、お前名前は?オレはキルア」

あ、忘れてた。知ってるとコッチも教えた気分になるよね。

って呼んで」

は何で天空闘技場ココに来たんだ?」

貴方目当てです!・・・言ったら変態だよな・・・ホントのこと言っとこ。

「んー?ちょっと強くなる必要があるんだけど、今まで戦うことをした事ないんだよね。

周りの人達と組み手やろうにも、皆手加減苦手だしさ」

なんせ全て殺しちゃうから手加減する必要無かったしね・・・

「まずはココで慣れることから始めようと思って」

「お前弱そうだもんな」

「弱そうで悪かったな!!キルアは?」

「オレは親父に放り込まれた。『200階まで行って帰ってこい』だとさ。

無一文で放り込むんだぜ!酷くね?!」

「随分豪胆な父親だね」

「まぁ、お陰で仕事しなくて済むから楽っちゃあ楽なんだけどな」

「仕事?何してるの?」

知ってるけどね。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・暗殺」

おぉ、言ってくれた・・・

「そっか。大変だね」

キルアが目を見開いて驚いた顔をした。

可愛い・・・

 

「・・・・・・普通、信じないか怖がっ・・たりしねぇ?」

「キルアはボクを殺そうと思うの?」

「い・・や、思わねーけど・・・・」

「ならいーじゃん?一応信じれるような環境にいるしね。

それに、ボクは利己主義で自己中だから自分と大切な人達に害が無かったら、知り合いでも何でもない人は気にしないよ?

暗殺が依頼されるってことは恨まれてるんだろうしね」

「・・・・そっ・・か。って結構変わってるな。一般人にしか見えねーのに・・」

「ボクは(一応)一般人(のつもり)だよ?知り合いが一般人とは遠くかけ離れてるけどね」

()が付こうがなんだろうが、まだ、一般人だと思ってる!!

たとえ知り合いが盗賊でも!!念が使えない知り合いがキルア(職業:暗殺者)だけだとしても!!

暗殺者(オレ)と知り合ってる時点で一般人から離れてきてるけどな」

撃沈・・・・

 

 

 

 

フィンが主人公にまでいい様に扱われてる・・・お父さんは娘に褒めてもらえたら嬉しいらしい(笑)

会ったのはキルアでした♪(正解した?)
出したかったの~!!ギリギリ時間軸が間に合うかな?って思ったら・・・ね?