天災は忘れる前にやってくる55
「うーん・・・・」 さて、どうしたものかなぁ・・・・
「どうしたの?お腹でもいたいの?便秘?生理?つわり?」 「全て女に対して聞くことではないと思うよ。ってか、最後のは何?何故そーなる?」 「いや、オレか団長との子でもできたかなって」 「何もしてないのにできるかッ!!しかも何故シャルとクロロ限定?もしかしたら(あり得ないけど)一般人かもしれないじゃん?」 「他のヤツとデキてたらオレ等が殺しに行くに決まってるじゃん? そしてその後3ヵ月は部屋から出れないね」 「・・・監禁?」 「部屋とゆーよりベットでね。歩く体力どころか立つ力もなくなると思うよ?」 「・・・・・・・・・」 「その時はオレ達無しだと生きれないぐらいに躾けてあげるからね♪」 「・・・・遠慮する」 「大丈夫!!オレ本気だからッ!!」 「尚悪いだろッ?!」 「だから外ではやめときなね?」 ・・・・・・なんかマジ、目が笑ってないんですけど・・・?! 「・・・・クモのメンバーだったら?」 「んー、フィンクスはの事抱く対象に考えてないし(むしろ娘と思ってるっぽいし)、フェイタンはなら抱くよりも拷問の対象に考えるだろうし、、フェイタン少し苦手だろ?」 「・・・・・・態度に出てた?」 「とゆーより、痛いのも血も嫌いだし、拷問してるフェイタンには絶対近付かないだろ? フェイタンが怖い訳ではないけど拷問はあの絵みたいなのを思い出して怖いんだろうな~て思った。 団長もフェイタンになるべく近くで拷問しないように言ったし。 フェイタンもがいる所では殆ど拷問できないし、には絶対拷問できないって分かってからあんまり寄り付かなくなったしね」 「・・・だから最近見かけないんだ?」 「ま、ね。 後、他の連中はそこまで親しくないし」 「・・・・・・私、そこまで分かりやすい?」 「オレからしたらかなり分かりやすいよ。顔にも出るし」 ・・・・・・・むぅ。 「話は戻って、何悩んでんの?」 悩んでるって分かってんじゃねーか・・・ 「そろそろ発のコトをきちんと考えないとなぁと思って」 「そーいや、はまだ名前も決めてないんだっけ?」 「そーなんだよね。名前って必要なもん?」 念獣の名前は決めたんだけど、それは技名じゃないし・・・・ 「うーん、絶対に必要なものではないけど、決めておいた方が分かりやすいしイメージしやすくなるよね」 「そっかぁ・・・・」 念はイメージが大事だもんね。 「ってか、の場合、名前もそうだけど制約や誓約もきちんと把握しておいた方がいいと思うよ?」 「あ・・・・」 忘れてた・・・・・・ 「今のままきちんと決めずに使い続けてたら弱いままだし変な制約が付く可能性があるからね」 うーん・・・・・・ 「汗って変な風に決まっちゃ困るけど、念獣を出してみて、もう一度考えてみたら?」 「・・・・・・そーする」
「ってなわけで、ちょいと考えてきます」 念は他の人に知られない方がいいので、裏の森に行ってこよう。(このメンバーなら特に構わないけどね) 「集中しすぎて周りを気にするの忘れるなよ」 「努力する~」 「夜には一度帰ってこい」 「はーい」 「煮詰まったら素直に止めて帰ってきなね」 「はいはい」 「変質者が出たら有無言わさず殺るのよ?」 「・・・・適当にボコって警察に届けるよ」 森に出る変質者もいないだろうけど。 「埋めちゃえばいいのに?」 「その方が面倒臭いよ」 「シロガネに食わせちまえば?モノも食えるんだろ?」 「そんなお腹壊しそうなもん食わせられるかッ!!」 負のオーラ食わせて念が使えなくなる方がよっぽどマシだッ!! 「変な密猟者がいないとも限らないから気を付けてね?」 「了解」
森のちょっと深くの湖に行き、まずは泳ぎまくって程良く体を動かした後、畔でシロガネと対面する。 えっと、シロガネができるのは、 ‘宙に浮いて移動する’ ‘念を食べる’ ‘攻撃を弾く’ が主だよね?んで、 ‘負のオーラを食べると私が念を使えなくなる’ ‘が作った念の石or友好的or無関心の人のオーラを食べると ・・・・・・念の石、いっぱい作っておいた方がいいな。 それにしても、コレって除念になるのかな? ‘弾くのは私orシロガネを攻撃対象としたモノ(私の意思・シロガネが弾く必要と思わないモノは弾かない)’ ・・・・・今思うとさ、コレってトラップは弾かないってことだよね?気を付けないと・・・・ ‘大きさを変えられる’ 前に大きくもなれるのか試してみたらゾルディック家のミケ並にデカくもなれた。でもいつもの大きさの方がちょうどいいよな~。小さいのは可愛いけど。(大きいのはぶっちゃけウザい) ‘シロガネは自分の意思で出てこれる(私が止めると無理)’ でも、私の意識が保てていないと難しいんだよね?(寝てる時とか気絶はOKなのに毒はダメってよく判んない基準だ) ‘繋がりは薄くて纏を解いていても存在していられる(絶の場合は時間制限有)’ 普通にしてたらまず分かんないらしい。クロロ達がか・な・り熱心に凝をして、何となく分かる程度らしいので簡単な凝だとまず暴けないって。
んー、やっぱ守ることが多いな・・・・ こーゆーのって、インスピレーションだよね~・・・・ 守る護るまもる、守護? よっし、『紅玉の守護者』にしよう!! 「シロガネ~、『紅玉の守護者』でいい?」
「グルグルルル・・・・・」
いいみたい♪
主人公、やっと念を考え出す。 いざとなったら、シロガネで完全犯罪できるね。(ってか、念を使える時点で簡単に完全犯罪できるか) |