天災は忘れる前にやってくる60


ハンター試験を受けに行くにあたって、一つ気になるコトがある。

それは・・・・

 

 

キルアからの連絡がないの~ッ!!

個人用の携帯はいつ持つの?!まだ家出してないの?!

もし、『どーでもイー』って思われてたら泣くよッ?!

 

「このまま原作突入したらかなり気まずいじゃん、ねぇシロガネ?」

 

ミャー・・・」

 

やっぱ調べて貰ってた方がよかったかなぁ・・・

 

 

──────♪~・・・──────

 

 

あ、鳴ってる。

ん~、知らない番号だし。

噂をしたら、か?

「もしもし」

『・・・』

「もしもーし?」

『・・・・ぁ・・・』

 

当たり、かな?

 

「キルア?」

『あ、あぁ。久しぶり、

「久しぶり。ずっと連絡ないから忘れられたかと思ったよ」

『違うッ。オレは・・・』

「電話するのに勇気がいった?」

『・・・・・///』

図星?カワイーなー。

「連絡してくれて嬉しいよ。連絡してきたってコトは自由になったの?」

『あぁ、兄貴とお袋刺して飛び出してきた』

「まぁ過激。んじゃ、コレからどーすんの?」

知ってるけど。

『まずは難関って言われてるハンター試験受けようと思ってる』

「そっか、じゃあ会えるのはもう少しかな?」

『あぁ・・・(ホントは誘おうかと思ってたんだけどな・・)』

「また連絡ちょうだいね?楽しみにしてるから。メールもちょうだい?」

『(エントリーもしてねーだろうし、どっちにしろムリか・・・)分かった。

んじゃな』

「バイバイ」

あーよかった、キルアに見捨てられてなくて。

危うく会った時に責めまくるとこだったよ。

コレで心置きなく試験に行けるね♪

 

 

 

 

さて、サバン市まであともうチョイなんだけど、どうやって行こうかな・・?

バスはサバン市に着かないんだよね?(一般の人はどーすんだろ?)

「やっぱ歩くのが一番早いかな?」

「ボウズ、ハンター試験を受けにいくのか?」

ボウズって、ボクのコト?

「はい?」

「まだ若ぇんだ、止めとけ止めとけ。生半可な気持ちで行ったら人生そこで終わるぜ?」

「そうですね。一応3~4人分の運命を左右するかもしれないってゆー気持ちでは臨んでいますね」

ハンター試験コレによってヨークシンでの対応が変わるかもしれないし。

「強いんだかそーじゃねぇんだか分かんねぇ気持ちだな」

「別に分かって貰おうとは思っていませんし、その気持ちが強いか弱いかを決めるのはその人自身の価値観ですから。

ただ自分にとって重要だと思うので、行きます」

まぁ、キルゴンやレオクラが観たかったからって理由があるのは否定出来ないし(する気もないけど)。

「親や周りは反対しなかったのか?」

「特に。意思を主張したら皆(渋々)見送ってくれましたよ」

「そいつぁ豪胆な保護者もいたもんだ」

「(ハンター試験を受けれるぐらいの強さはあると)信用されてますし、反対されても行く気でしたから」

命令されたら微妙だっただろうけど。(ゴネてはいただろうな)

「言うだけ無駄だったか。変なこと言ってスマンかったな」

「いえ、心配して頂いてありがとうございます」

「詫びといっちゃあなんだが、もし余裕があるなら3日後この先の噴水前に座ってるダリルっつー帽子被った爺さんに声掛けてみな。

ギータに言われて来たっつったら旨いメシ屋に連れてってくれるぜ」

 

旨いメシ屋、ね・・・・

「ボクは合格?」

尋ねると驚いた顔をされた。

「バレてたのか。ボウズはルーキーだと思ったんだがな」

「初めてだよ。ただハンター試験前に受験者を判定する人がいるってゆーのは聞いてたし。

大体、そこまで人や周りの様子を窺いながら話をする人いないよ」

事前知識もあるしね。

「たいしたルーキーだぜ」

「どーも」

「ま、来年も受ける気があるなら案内してやるよ」

「・・・・どーも」

落ちたとしても次受けない可能性の方が高いよね。

 

 

 

 

──────3日後──────

 

 

 

 

 

あー、眠い・・・・

ホテルにジャポンコミックスが大量に置いてあるなんて詐欺だよ。

ついつい読み耽っちゃったじゃんか・・・

せめてもっと前に見つけてたら徹夜なんてしなかったのに・・・・

 

えっと、ダリルさん?だっけ?

確か噴水前にいるんだよね?

ギータさんに言われた噴水に行くと、シルクハットを被った50代ぐらいのミドルなオジサマが座っていた。

あの人がダリルさんかな?

「すみません、貴方がダリルさんですか?」

「そうじゃ、儂に何か用かの?」

「ギータさんから伺ってきたんですけど・・・・」

「ほぅ?少年がギータのお目兼ねに適ったのか。

そうかそうか、では付いて来なされ」

ダリルさんは杖を付いて歩き始めた。

「ダリルさんは何時から案内役ナビゲーターしてるんですか?」

「ん?かれこれ40年以上してるかのぅ・・・?」

何歳だよ・・・・念能力者はホントに歳が分かんない。

「きっと今年は試験会場に着ける者は400人程度じゃろうな」

「そんなの分かるの?」

「40年以上やっとるとな、少しぐらい分かってくるんじゃよ」

へー、そーなんだー?

「他にもな、受験者が1000人を超える時は合格者は5人以下になったりする事が多かったりするんじゃよ。

丁度20年前じゃったかのぅ、2000人近い受験者がいたんじゃが合格したのはたったの一人だけって年もあったのぅ」

20年前ってことは267期・・・ヤツジンかッ?!

「・・・・今回は?」

「そーじゃのー、少年みたいなルーキーが頑張るよーな気がするのぅ」

・・・・勘の鋭い爺さんだ。

「まぁ頑張ってみるよ」

暫く歩くと移動手段が徒歩から車になり、程なくしてサバン市の某ご飯屋に着いた。

「ココがそうじゃよ」

「ありがとうございます」

「後は中に入って合言葉を言うだけじゃ」

「はい、大丈夫です」

「・・・・合言葉を知っとるのか?!」

あれ?ココまで驚かれるモノ?

「はい、知り合いに教えて貰ったので」

教えて貰わなくても知ってたけど。

「合言葉を知るのは至難の業じゃ。時には高値で売買される事もある程なんじゃがな」

・・・・幻影旅団の情報担当シャルですから。

「がんばりなさい。若き受験者よ」

「ありがとうございます。行ってきます」

 

 

 

 

そこにマンガがあれば読んでしまうのが●女子の性なんです(笑)
ナビゲーター無しでも着けただろうけど、運よくナビゲーターに捕まった主人公。
あ・・・名前変換1個しかない・・・