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天災は忘れる前にやってくる143
ドカンッと壁が壊れる音に意識を少し浮上させる。 二人が逃げ出した音、かな?
──────『キルア!!いるか!?』──────
──────『ああ、いるぜ』──────
──────『2人でアイツぶっ倒すぞ!!』──────
と言いつつ、そのまま逃げてたよね?原作では。
じゃあさ・・・・
何でこの子が私の目の前にいるんだろう・・・・・・?
寝起きで頭が上手く作動しない上に危害を加えてはこない事が分かっている為、私もチビシロも全く警戒をせず、ゴンの行動を観察していた。 すると、何を思ったのかゴンは私をお姫様抱っこで借宿から連れ去った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・何故?
外に出て、ゴンの腕の中にいる私を見てキルアは一瞬慌てた様子だったが、ゴンを問い詰めている暇はないと判断したらしく、何も言わずすぐにその場を離れた。(ゴンと違って警戒はしている様子だが)
「チェ~、アイツぶっ飛ばしたかったのに・・・」 「絶対ムリだって!返り討ちに遭ってあの世行き」 だねぇ。 「100%?」 「ほぼな。殆ど念の基礎しか知らないオレ達の敵う相手じゃないね」 何せ隠も周も円も硬も堅も流できないし、唯一できる応用の凝すら二人共使う様子一回もなかったもんね。 「・・・・・・何だよ?」 「ようやくキルアらしくなったじゃん」 「ふんッ//」 「ムチャ言うのはオレの役!キルアはそれをクールに止めてくれなくちゃね。頼りにしてんだから」 「勝手なヤツ///」 ニンマリ笑うゴンに照れるキルア。 あぁ、やっぱカワイイわー
「で、何でコイツ連れて来たんだよ?」 だよねー?意味分かんないよねー。 「だってあそこじゃ人間扱いしてないんだもん、この子が可哀相だ!」 ゴン・・・・その正義心は大切だけど、自分の主観を押し付けるのは少し違うよ? 「だからって、コイツは旅団の仲間だぞ?!」 「でもッ!」 「あのなぁ・・・お前がどれだけコイツの人権を主張しても、コイツが旅団に飼われていて、旅団のヤツ等がそう認識しているのは事実だ。 それを連れて来ちまって・・・旅団から略奪したよーなモンだぞ」 「それってヤバい?」 「めちゃめちゃ。オレ達は顔バレちまってるし余程上手くやらないと次はハイさようなら、だせ」 「う・・・」 んー、見つかった人にもよるかな?ノブナガから逃げれたコトを評価して見逃して貰える可能性はあるかもよ? 「しかも、連れて帰った後コイツがオレ達の居場所バラしてもアウト。オレ達だけじゃなくレオリオとかもバレる」 「うぅ・・・・・」 レオリオは(旅団から見たら)弱いから、手出ししなかったらスルーされると思うけど? 「まぁ、コイツがどーゆーつもりで付いて来たのかにもよるけどな」 えー、そこでこっちに振るー?
「きたくてきたわけではない」 「ゴンの腕なんか簡単に振り解いて逃げれるだろ、拘束している訳じゃねーし。それをせずに、大人しくしている目的は何だ?」 私もそこまで考えてないんたよねー・・・ 寝起きで頭働かなかったし、命の危険もないし、早急に逃れる必要性がないだけ。 「いつでもにげれるからこそなにもしなかった」 「人に言われるとムカつく・・・」 「じじつだから」 「アンタ、旅団のヤツ等より弱いんだろ?ならオレ達にだっで勝機はあるんじゃねぇ?」 あんな化け物共と比べるな。 「ねんをおぼおえたてのしょしんしゃに?」 1・2年後の二人ならともかく、今ならまだ私の方が強い。(・・・はず) 「ッ、ムカつく・・・・」 「もーキルア、喧嘩しないの!ねぇ、君は旅団のコトをどう思ってるの?」 「どんなこたえをのぞむ?」 「キミの本当の気持ちが知りたいんだ」 「『たいせつ』といったらつかまえるのをあきらめるのか?」 「諦め・・・れないけど」 「アンタを上手く使えばイケんじゃねぇ?」 「それをりょうしょうするとでも?」 「動けなくしてしまえば可能性はある。そしてオレ達はその方法のツテがある」 「・・・れいのくさりやろう?」 「?!」 「え、キルア知ってるの?」 「くさりやろうがだれかきづいた、ってところだろう」 「別にツテが鎖野郎だとは言ってねーぜ?」 「うでずもうをしているとき、いっしゅんかおいろがかわった。『くもにうらみをもつじんぶつ』にあたりがついたのだろう」 「それって・・・・」 ゴンがその人物を認識した時、キルアが肉体操作した手を私の喉に向けてきた。 「キルアッ!!」 ちょっと、爪当たって痛いんですけど・・・・ 「はなすきがあったならすでにはつげんしているし、ここでしったことをはなすきはない」 バラしたらクラピカ殺されちゃうし。何の為にこんな回りくどい事してると思ってるのさ。(まぁ、私の自己満足の為なんだけどね) 「・・・・・・・・」 「キルア爪仕舞って」 ゴン君、キミはもう少し疑おうね・・・・
夢主、ゴンに攫われちゃった☆(笑) キルアも大変だね。 あ、変換ない・・・ |