天災は忘れる前にやってくる150


パクが戻って来た。



「場所を言えパクノダ。言わないなら行かせる訳にはいかねぇ」

「絶対に場所は言わないし連れて戻るのは私だけよ。邪魔しないで」

やっぱり、パクに鎖が刺さってる・・・・条件を飲んだんだね。

「ジャマ!?そりゃどっちの話だよコラ!あ!?」

フィンクスの額に血管が浮き出て、殺気が濃くなった。

その時、パクノダとフィンクスの間にマチとコルトピが間に立った。

「行きなよパクノダ」「ここはアタシ達が止める」

「止める?ナメてるか?」

その言葉にフェイタンも介入する。

パクノダ・マチ・コルトピVSフィンクス・フェイタン。

3対2だけども戦闘組対補佐組でフィン達の方が優勢。

「・・・本気かよ、理解できねぇぜ」「時間のムダね、ワタシが吐かせるよ」

吐き捨てる様に言うフィンクスとフェイタン。

そろそろゴンがキレr「本当に分からないの?」・・ました。(私の記憶力パネェ・・・・)

「パクノダがなぜお前達に何も話さず戻ろうとしているのか、マチがなぜお前達を止めようとしているのか、本当に操られてるからって思ってんの?」

ゴン、君人質・・・・

キルアも呆れるくらいなら止めようよ。

「お前達の団長を助けたいからに決まってるだろ!?仲間を取り戻したいって気持ちがそんなに理解できない事なのか!!」

「黙ってろガキが、助かりたくて必死か?」



──────バキッ──────



普通の鎖だったんだね。簡単に壊せるならマチの念糸の方が良かったんじゃない?

「自分の為に言ってるんじゃない、取り消せ!!」

やれやれと言いながら付き合って鎖を外すキルア、流石ゴンの恋びt親友やってるだけあるね。

「やなこった、文句があるなら来いよ。一歩でも動いたらその首へし折るぜ」

フィンクス、大人気ない・・・・

「んじゃやだね!誰が動くもんか」

ゴンのあっかんべーカワイイ♪

「・・・・・・・・」

ゴン節炸裂でフィンクス選手言い返す事ができません!!このままゴン選手の勝利かぁ?!

「クラピカはお前達と違う!たとえ相手が憎い仇だって感情に焼かれて容赦なしに殺したりはしない!!」

感情に焼かれて容赦なく殴ってるけどね。(唯一取り柄の顔を)

「条件通りにすれば団長は必ず戻ってくるんだ!!」

原作では結局戻って来てないけどね・・・そしてパクは・・・・・

「フィンクス、もう止めろ。パクノダを行かせてやれ」

おぉーっとここで中立だと思われてたフランクリン選手が間に入ったー!

意外な人物の介入にフィンクス選手驚きを隠せなーい!!このままフィンクス選手は畳み掛けられてしまうのかーッ!?

ってこのノリ疲れた、止めよう・・・・

フランの説得?もあり、何となく落ち着いた所にフィン(が持ってるシャル)の携帯が鳴った。

「そっちの条件通り、これからパクノダと人質2人を向かわせる。・・・・・・・はぁッ?!フザケんなッ!!それを許す訳ねぇだろッ!!・・・・・・チッ、何か遭ったら承知しねぇからなッ!!」

ん?何そんなに怒ってるんだろ?

、お前もご所望だ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?

「何でッ?!」「どーゆーコトだい!?」

「ッそれも条件に入ってるんだとよ!!」

ここでくるかぁ・・・・

後で抜け出すなりしようと思ってたけど・・・・・仕方ない、か。

「わかった、いく」

ッ!?」

「・・私は嫌、一緒に連れて行きたくないわ。確かに鎖野郎に貴方も連れて来る様に言われたけどこれは旅団の問題よ。貴女まで渦中に入る必要はないわ」

パク・・・ホント優しいね、連れて行きたくないから黙ってくれていたんだね。

皆もそう、心配してくれてるのがすごく伝わってくる。

だからこそ、動くんだよ。

「きめたの(皆を守るって)

だからいくの(自分の望みを叶える為に)

「・・・・・・私達がお願いしても、気持ちは変わらないの?」

「かわらない(この先を変えたいから・・・)

「・・・・・・分かったわ、行きましょう」









ゴンもキルアもホント人質らしくないよね。